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2025年、ableton push2をLIVEとBitwig Studioで使う。まだ使ってる理由・良い点悪い点

2021年になってやっと購入したAbleton push2。

8個のノブと64個のタッチレスポンシブなパッドで定番のLIVE専用コントローラです。

ABLETON LIVEのユーザーにとっては必須と言ってもいい製品ですが、実は無料配布のスクリプトを使えばBitwig Studio でも使えるので両方のソフトを使う身としてはかなり重宝しています。

私がこのPUSH2を購入してから毎日のように使ってきて感じた『良い点』『悪い点』比較しながら紹介していきたいと思います。

Ableton Liveではデフォルトで、Bitwigではスクリプトを入れれば接続するだけですぐに使える

 

push2はabeletonLIVE専用に開発されたコントロールサーフェイスなだけあって、接続するだけですぐに認識してくれます。

LIVE専用という事もあり、なんの設定もなくすぐに使えるのでとても簡単で、主な操作に必要なボタン類などもとても効果的に配置されておりますが、前モデルのPUSH 1とはグラフィックディスプレイが搭載されたこと以外はそこまでの変更はありません。

それだけもともと完成されたモノだったという事ですが、この2代目のPUSH2になってからのカラーディスプレイは本当に素晴らしいと思います。

そのあと発表されたPUSH3はパッド部に更に進化したMPE搭載やボタンレイアウトの見直し、オーディオインターフェイス搭載など一見魅力的な機能もあるのですが冷静にみてみるとあえてお金をかけてアップデートするほどの機能面での魅力に欠けるかなと思っています。

当方はビットウィグスタジオで使用することも多いのですがdriven by mossというサイトから無料ダウンロードできるスクリプトを使用することでビットウィグでの使用もできます。

ただその場合はabletonで使用した場合のような精緻なグラフィックが表示されるわけではなくもう少しシンプルな表示になるのが残念ですが機能面では十分だと思っています。

この場合もさまざまなビットウィグの機能をボタンやノブでコントロールできるので便利です。

ディスプレイの解像度

ディスプレイは横長でかなり明るく設定できる事と、解像度も4Kまではいきませんが、十分な解像度なので目も疲れることなく表示された文字を読んだりする事ができ快適です。

230mm x 38mmのサイズで十分な視認性です。

ディスプレイはタッチパネルではなくてその上下にあるノブやボタンで操作します。

(PUSH3が出る前には最新機種が出たらAKAI MPCのようにタッチパネルが採用されるのかなと期待したのですが通常のディスプレイでした。)

その他必要なグラフィックも色分け表示されるのでかなり操作性が高く使いやすいです。ただ2025年に求めらる表示解像度を考慮するとやっぱり多少荒いなという印象です。

PUSH3ではそのあたりは改善されているのか気になって見てみたのですが実物を見たわけではないので写真だけでは同様のディスプレイのように見えました。

64個のパッドのレスポンス

PUSH2には64個のパッドが搭載されています。

レスポンスはかなり良く、強弱の表現も十分実用的と言えると思います。

今までいろいろなパッドをプレイしてきた経験から言っても一番といっても良いくらいの感触です。

ドラムやピアノなどの繊細なタッチが必要とされる音色でも納得のいく結果が得られました。

以前使ったことがあるアカイのパッドコントローラーはレスポンスがイマイチだったり叩いた時に二重に反応してしまったりしてイマイチだったのを覚えてます。

プッシュ2では今のところ一回もそのような症状がなく満足です。

各ボタン類は微妙に固いというかしっかり押さないといけない

PUSH2の白いパッド以外のボタン類はすべて微妙に固いというかしっかり押し込まないといけないのが少しストレスに感じます。

素材自体も硬いボタンではなくゴムっぽい素材を「ぐにゅっ」と押し込まないと反応しないのが多少ストレスになります。

個人的にはもう少し軽めのタッチで反応して欲しいなと思ってしまいます。

PUSH3のボタン部分もどうやらこのタイプのスイッチが採用されているようなので次世代モデルでは正直改善して欲しいところです。

ピッチ・モジュレーションスライダーが惜しい!

PUSH2のピッチ・モジュレーションスライダーは長さも十分で感度も良いのですが、実際に使ってみると、縦に長すぎるなという印象です。

あとモジュレーションとピッチをいちいち切り替えるのが面倒なので次世代のPUSHでは多少短めのスライダーを2本装備してほしいなと思いました。

一つはモジュレーションとピッチコントロールだと良いのではと。

あとその2つのスライダーが自由にアサインできるようになると良いなと思います。

ビットウィグでのDriven By Mossのスクリプトではカーソルをかざすと画面上のパラメータをスライダーでコントロールできるのが秀逸です。

各プラグインインスツルメンツ・エフェクツなどの操作

PUSH2では、AbletonLIVEに内蔵のプラグインエフェクトやインスツルメンツを直感的にノブで操作できるのが最高です。

今までチマチマとマウスで操作していたものがかなりダイレクトにいじる事ができるので目的の結果に到達するまでの速さが違うなと思います。

各パラメータを視覚的に把握できる事で作業効率が格段に上がります。

エフェクトはもちろんですけど、シンセの音作りもかなり楽に感じます。

シンセの音作りは8つのノブで複数のパラメーターをいじれるので感覚としてはハードウェアのシンセをいじっているような感覚でエディットできます。

driven by mossのスクリプトを使用してのビットウィグでも同様に各パラメータを実際にノブでコントロールできる事で音作りはマウスでやるよりもかなり早くストレスなくできるのが最高です。

私はマウスを使いすぎて腱鞘炎気味なのでこのノブやボタンで操作できるだけでもかなり快適です。

個人的にLIVEに付属のシンセ類はグラフィックがあまりにも簡略化されているせいか、パソコンの画面を見ながらだとどうもエディットがやりにくいなという印象だったのですがこのPUSH2がある事で分かりやすくなった印象。

波形表示もあるからサンプラーなどで真価を発揮

Ableton PUSH2を使ってみて一番気に入っている機能が波形表示を見ながらのエディットです。

sampler やsimplerなどのサンプリングインスツルメンツだけでなく、オーディオトラックの波形表示もでき、かなり重宝します。

サンプラーではスタートやエンドのエディットはもちろん、スライスポイントやそのほかすべての機能がPUSH2の8個のノブやボタンから操作することができます。

スタート、エンドポイントの設定もそうですしチョップなどの操作もかなり早く制作自体が捗ります。

今までpcの画面のみで音色のエディットを行っていて、なんだかやりにくいなと感じていた人にはぜひとも使ってもらいたいコントロールサーフェイスだなと思います。

ただ、ビットウィグでの使用ですと波形表示はされないのでそこだけが残念ポイントです。

でもそれでも波形はパソコン画面で確認できるので実際の使用は問題ないかなと思います。

8個のノブでミックスでのパンやレベル調整もかんたん

PUSH2には画面の上に8個のノブがあり、これらを駆使して各トラックのレベルやパン、センドなどの調整ができるようになっています。

また右上にはマスター専用のノブ用意されていますので便利です。

 

実際に使ってみた印象ではノブはパンニングにはとても向いていて使いやすい反面、トラックレベルの調整に関してはやはりフェーダーの方がやりやすいと思います。

フェーダーの方が当然視覚的に捉えることでできるし特に大きくレベルを上下させたい場合などはフェーダーの方が操作性が上だなと思います。

かと言ってBehringerや PresonusなどのフェーダーDAWコントローラーを卓上に配置するのは邪魔だしPUSHだけで用が足りると思っています。

ステップシーケンサー

エイブルトンライブではステップシーケンサーとしての使用も優れていて特にドラムパターンの入力に関しては早いです。

ドラムラックを呼び出して入力したいパッドを叩いてから上部のパッドでパターンを入力していきます。

思いついたパターンをササっとアサインできるでこの機能を一度使うと手放せなくなる人も多いと思います。

残念ながらPUSH2をビットウィグで使う際にはこのステップ入力機能は使えません。

 

プッシュ2の良いところ悪いところまとめ

PUSH2の良いところはまずパッドによるコントロールの完成度の高さ。

あとはデバイスの呼び出しや音選び、エディットのしやすさなどマウスだけではストレスになっていたことも楽にできるのがいいと思います。

ABLETON LIVEでは特にイマイチやりにくいデバイスの呼び出しなどもボタン一つで選べるのがかなり気楽になったと思います。

ビットウィグでの使用でも一体感があるので必須のコントローラだと思います。

今なら特に中古のPUSH2はヤフオクやメルカリなどで4万から5万ぐらいで買えるので試してみたい人にもお手軽でおすすめです。

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